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CASE STUDIES
2025年のLogiMATでBest Productを受賞したAeroBotは、ドイツを中心に製造業の生産物流で採用が進んでいます。ここでは、KNAPPが発表した代表的な導入事例をご紹介します。

周波数変換器などを製造するNORD Electronic Drivesystemsは、アウリッヒ拠点の製造・物流エリアを7,500m²から20,000m²へ拡張するにあたり、その中核としてAeroBotを採用しました。拡張完了後は、周波数変換器の年間生産能力が40万台へと倍増する見込みです。
AeroBotシステムは、周波数変換器用の電子部品を保管・出庫し、基板実装から最終組立までの生産物流を支えます。コンベヤで6か所のピッキングステーションと2か所の入荷ステーションにつながり、KNAPPの物流ソフトウェア「KiSoft One」が全体を制御、NORDのSAP® EWMとも連携します。
保管エリアは低酸素環境で運用されるため、搬入・搬出コンベヤにはすべて防火扉を設置しています。将来的には自律走行ロボット「Open Shuttle」を追加できる、拡張性の高い構成です。
NORDはKNAPPの倉庫システムに駆動装置を供給するサプライヤーであると同時に、2021年からバルクテハイデ拠点でKNAPPのシャトル式自動倉庫を利用する顧客でもあります。今回の導入は、両社の協業をさらに深めるものです。

Siemensはカールスルーエ拠点の拡張にあたり、保管能力を増強する自動化ソリューションとしてAeroBotを採用しました。ドイツでいち早くAeroBotを導入する企業の一つです。
コンテナを奥行き4列で多重保管し、27段・30,000ロケーションを全自動で運用します。最終構成では21台のAeroBotがラックの縦・横・垂直方向を移動し、システム内のすべての場所を冗長的にカバーするため、高い稼働率と安定したプロセスを実現します。さらに拡張段階でAeroBotを追加すれば、毎時500回を超える入出庫にも対応できる計画です。
既存の倉庫システム、ピッキングエリア、入荷エリアとは現場のコンベヤで接続し、2交代制の作業エリアへ安定して部品を供給します。制御は「KiSoft One」が担い、SiemensのSAP® EWMとインターフェースで連携します。トレイを使うことで、Siemensが使ってきた既存コンテナもそのまま活用できます。
Siemensは数年前からKNAPPの自律走行ロボット「Open Shuttle」で生産エリアへの供給を行っており、今回の発注に合わせてOpen Shuttleを3台から6台へ増強します。
※ 掲載内容は各プレスリリース発表時点の情報です。